実戦 転職Q&A

14. 年収交渉の裏ワザは?

前回に続いて「年収」がテーマです。

もちろん、お金だけで次の自分のステージを決めたりはしないでしょう。
でも、時に思ったより年収提示が低かったり、もう少しなんとか・・・
というケースも。

さて、そんな時、どうしたらいいでしょう? 
どんなケースにも当てはまる特効薬はないのです。
大事なことはきちんと色々な側面から状況を読み取ることですね。

【Q】年収交渉の裏ワザはあるのでしょうか?

内定をもらって、年収提示を受けたけれど、希望金額に届かない。
・・・というケースがあります。
さて、このような状況での交渉は可能なのでしょうか?
また交渉の裏ワザなどはあるのでしょうか?



【A】一番大切なことは、企業側の温度を見誤らないことです。

まず、大事なことは、そのような条件提示を受けた理由を知ることです。


1)その人材の力量が、希望金額を支給する水準に足りない。
2)その人材の力量は、希望金額を支給するのに十分ではあるが
(年齢、職位などを原因として)社内バランスを考えると難しい。



1)の場合は、年収交渉は厳しいと考えてください。
エージェントが企業のオーナー社長さんとの太いパイプを持っていれば、
ごく稀に鶴の一声で若干の積み増しがあることも、実際にはありますが、
期待薄です。

2)の場合には、交渉する余地があると思います。

さて、交渉になった場合、その手法には裏ワザなどは、残念ながら
存在しないのですが、中途採用時の条件に関しては、
企業により、”裏メニュー”がある場合もあるので、それを引き出せるか
どうかが、カギになります。

では裏メニューとは???

平たく言うと、初回提示額から積み増しをする場合に、どのような
増額の仕方をしてくれるか、という種類です。
以下、5つのパターンがあります。

1)職位などを最後考慮し、上位職位の条件にて再提示
2)職位などは変えず、給与テーブルの中の号棒レンジの中で増額調整
3)給与、賞与の場合に、初年度の賞与は満額保証
4)増加額を1~2年などの限定期間、調整給として支給
5)増加額を、入社時に一時金(支度金)として支給

1)2)はベースアップ
3)~5)は初年度の保証  と、意味は違いますが、どちらも
条件面で人材側に有利に働く処遇となります。

ここで念のために言っておきますが、このような交渉が可能なのは
絶対条件として、企業がどうしてもその人材を採用したい!
という意思がある場合だけです。
その企業側の温度をくれぐれも見誤らないことが重要なのです。

また、企業側が交渉に応じた場合、必ず入社を承諾することが
不文律ですので、その認識をもってエージェントに交渉を依頼
してください。

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