実戦 転職Q&A

21. 「内定取消」  法律上は許されるの?

一時期、紙面を賑わせた「内定取消」という言葉。
就活中の学生さんたちも、入社直前まで安心できない、と
言う話を時々聞きます。 さて、この「内定取消」 法律上はどうなのでしょう?

【Q】 「内定取消」という話を聞きますが、法律上は許されるのでしょうか?



【A】 「内定取消」というのは、入社予定日を前に、文字通り、企業が
    内定を取り消すことを指します。

では、そもとも「内定」とは?
-内定とは、雇用を保証する労働契約の一種と、社会通念上は考えられていますが、
実は、労働基準法で厳密に定義・制限されているわけではないのです。

では取消は簡単に認められてしまうの?
-しかしながら、取消が認められるのは、「客観的かつ合理的と認められ、
社会通念上で相当と是認される場合
」のみになります。
例えば、企業の業績悪化などの理由です。 
ですから、企業の一方的理由では許されません。

さらに言えば、内定時に「労働契約書」を交わしている場合は、
例え入社前でも、「内定取消」ではなく、「解雇」に相当するのです。
ということは、さらなる法的制限(例えば、1ヶ月分の給与保証など)が
企業に課せられるのです。



企業コンプライアンスの意識が高まる中、このような事態に陥ることは
稀ではありますが、なんにせよ、「知っておく」ということは大事です。

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