転職者の声

関西で転職 Hさん(43才)

Hさん 43才 営業

私は外資系IT企業の関西支店に勤務していましたが、
リーマンショック後の全社的なリストラ策として、昨年5月に
退職勧奨を言い渡され、翌6月からアウトプレースメントの
支援サービスを受けながら、転職活動を開始しました。

未曾有とか100年に1度とか言われる不況の中ですので、
転職の環境は最悪とは聞いていましたが、関西では特にIT系の
求人は皆無に等しく、そう簡単に転職先は見つからないだろう、と
半ばあきらめ感を抱きつつのスタートでした。

私は東北の出身ですが、社会人経験としては関西が長く、
妻の実家も関西にあります。
一方で、私の母親は東北で一人暮らしで、いずれ介護が
必要になる病気を患っていることが、最近になって分かりました。

こんな状況下、私としては近いうちに母親を関西に呼び寄せて、
全員で関西で暮らそうと考えるようになり、今後のライフプランとして、
関西で新しい勤務先を見つけ、妻の実家のそばに土地を買って、
親と同居できる家を建てる、そしてゆくゆくは自然と人にかかわる
生活を志向していきたい、というようなことを決めました。

この考え方に、妻も、3人の子供たちも、そして母親も賛同してくれました。

自身で決められるライフプランは決まったものの、なかなか目当ての
求人とは巡り会えません。
勤務地は優先しつつ、対象範囲を広げて、IT系以外の業種にも
触手を伸ばしたりもしてみました。

自動車部品メーカー、化学薬品メーカー、会計事務所・・・、
私の場合、これらには書類選考すら通りませんでした。
理由はスペックが合わないというもの。

先方は、同業界での経験を持ち即戦力となる人材を優先している、
ということなのだろうと感じました。
私は長期戦を覚悟で、毎日Webと格闘しながら、数少ない
IT系の求人をチェックし、迅速、丁寧に応募することを心がけるようにしました。
しかしながら、これだけでことは順調に進みませんでした。

次に私がつまずいたのは、東京と大阪の間にある「壁」です。

つまり、多くの企業では、ヘッドカウントが欲しいのは大阪でも、
それを承認するのは東京側、また最終面接者も東京に席があるのが
ほとんどで、結局のところ人事に関しては東京が主導になっています。

例えば、大阪側の情報(予告求人のような情報)をもとに応募してみても、
「その後、本社(東京)の人事側で調整されて今回の求人は無くなりました。」
というようなケースが何度もありました。

また、ある企業の最終面接で、東京で役員と面接をしたときのことですが、
それまでの大阪側のひとから得ていた情報レベルとは、全くかけ離れた
ものをその場で求められて、窮してしまった、ということもありました。

関西での転職活動には、いろいろなハンディキャップがあるということを
痛感した次第です。

そんなときに、Webを通じてオフ・ビートさんとコンタクトする機会を得ました。
オフ・ビートさんの素晴らしいところは、企業の役員クラスと、もちろん
人事部門と、その両方をしっかり押さえられているところだと、私は思います。

そして、それにより役員や人事部門が、東京であろうが大阪であろうが
関係ない、すなわち「壁」を取り壊してしまえるところだと思います。

私の場合、オフ・ビートさんにご紹介いただいたのは、ある東京本社の
ITメーカーでした。

そして、たまたまだったのか分かりませんが、一次面接がいきなり
役員(最終面接者)面接でした。
私はオフ・ビートさんから、この役員(東京在籍)の個人の考え方や
優先課題、これまでの経歴に至るまで、案件の紹介時に既に情報を
いただいて、理解できておりましたので、この面接には安心して臨むことが出来ました。

また面談の内容も、オフ・ビートさんのお話からイメージしていた通りの内容で、
その後も問題なく話が進み、この企業の関西支社に採用いただく結果となりました。

私の転職活動を数字で記しておきますと、
・転職活動の期間 : 8ヶ月
・Webの利用 : 6つの転職サイトに登録
・紹介会社への登録 : 8社
・書類応募 : 17社
・面接してもらえた企業 : 3社

また、この期間の副次的な成果として、
毎朝のジョギングの結果 体重-12Kg、ウエスト-10cm・・

というような活動内容になります。

最後に、私の場合、転職で年収は激減しました。そのため、
当然のことながらこれまでの生活を見直し、生活水準は
落とさなくてはなりません。

しかし、どこまで落とせばいいか、を考えた先にあったのが、
今後10年のライフプランはこうしよう、という希望でした。
今回転職に向き合っていなければ、10年後のことを真剣に
考えることは、私にはおそらく無かったと思いますし、生活を
大きく変えることなど発想すらできなかったでしょう。

そういう意味で、今回の機会は私にとっては良かったと思っています。

生活水準が変わることに不安はありません。

コンサルタントのコメント

年末年始を挟んだために、少し時間が掛ってしまいましたが、
何とか採用までこぎ着けられて良かったと思います。

私達は、できるだけ多くの情報を提供できるように、
求人企業の役員さんや人事の方々としっかりコミュニケーションを取り、
情報集めをすることを心掛けていますが、なかなかうまく行かないこともあります。

転職の成否は、企業と人が、どこまでお互いのことを知り合って、
お互いを高めることができるかが勝負だと思っています。
そのための努力はこれからもしていきたいと思っています。
 
今回は、外資系企業から日本企業への転職で、
給与面でかなりのダウンをしなければならなかったですし、
また、カルチャーの違いにも戸惑うかもしれませんが、

役員を目指して、是非頑張っていただければ嬉しいです。

今後ともよろしくお願いします。

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